MODEL3でユーザー車検に挑戦しました。

2022年9月14日

お久しぶりすぎる更新です。
TESLA MODEL 3 を購入してもう3年
早いですね
しかし3年経ってもまだ乗るとワクワク
こんな車は今まで経験が有りません。

3年目で車検を取ろうか、入替えようか悩みましたが
MODEL Yには興味が無く、新しいMODEL3と言うのも
なんだかなぁと悩んでいるうちに車検の時期が
来てしまいましたので、ユーザー車検と言うものに挑戦してみました。

これからTESLAでユーザー車検を受けようとしている
人へのガイドブックとなれば幸いです。

※この記事は札幌陸運局での内容なので全国では
 内容が違うところも有るかもしれません

車検を受ける前に

まず、車検を受ける前にやらなくてはいけない事が有ります。
それは法定点検です。
罰則こそ在りませんが、道路運送車両法 第48条にて点検が義務図けられています。
受けないで車検場に向かっても、後で受けますと言えば車検は通りますが
車検証に何やら書かれるとかなんとか…

法定点検と言ってもEVの場合点検項目が殆ど該当なしで
該当する物も殆ど目視で済むものが多いので、これも自分でやってしまいました
記録簿も適当に作りましたが、これで良ければお使いください。

私はこんな感じで点検、記入して提出しました。
「冷却水なんてないですよね?」と突っ込まれましたが
「あるんですよぉニヤリ」と返したらすんなり通りました(笑

インターネット予約

まずはインターネットで車検の予約をします。
自動車検査インターネット予約システムに初めての人は
アカウントの登録が必要です。

予約の際は継続検査と普通車にチェック

受検可能な日が出ますから、選び先に進みます。

車台番号、名前、電話番号を入れて予約は完了です。

最後に予約番号が発行されるので、覚えておきましょう。

転ばぬ先の杖

車検場に行く前に色々ごちゃごちゃ取付している
私の車は本当に車検に通るのかちょっと不安だったので
札幌予備車検場と言うものを利用してみました。

これは本検査の前に車検に受かる車なのか
有料でチェックしてくれる場所なんですが
私が気にしていたカスタムパーツは殆ど見てくれていない様子です

私の主観ですが、タイヤ・ホイールを変えてないのなら
ここでは光軸だけを検査して貰えば良いと思います。
ディスプレイのサービス→ヘッドライトの調整で光軸をハンドルのクリクリで
調整できますから、
光軸を内部から調整出来るから上とか下とか言ってくれと頼めば
動かす方向を教えてくれます。
私はよくわからなかったので、排ガス関連以外全部頼みました。

自賠責保険

本検査を受ける前に自賠責保険を更新しておきましょう
札幌の場合は予備検査場でも加入できますし、陸運の横にある
北海道陸運協会でも加入出来ます。
※この時に古い自賠責保険証書を捨てないで下さい!

本検査

さて本題の車検場です。
初めてでドキドキしますww

書類作成・受付

まずは場内でこれを見つけましょう

この自動受付システムで3つ全部チェック入れて
車検証のここをハンドスキャナーでウリウリします。

そうすると必要事項が記入された申込用紙が
全部プリンターから出てきます。

もしこの機械が無い時は用紙記入台の所にこれらが有るので
全て記入して下さい。

お金はらうよ!

これらの用紙を持って印紙等が売ってる窓口に行き
私の車は普通(上記車検証④)なので1800円の証紙と400円の印紙を買い
自動車検査表にペタペタ貼ります。

重量税納付書は私の場合「エコカー減税」で初回車検は100%減税
なので0円ですが、一応何も貼らずに出します。

受付に全てを提出

印紙等を貼り、準備が出来たらこれらの用紙と
車検証、自賠責保険証書(新、旧)、法定点検整備記録簿を
ユーザー車検窓口(札幌は4番でした)へ提出します。
すると窓口から車に行って何番レーンに並べと言われます。

検査内容

並ぶときはハザードを付けましょう。
初心者なので優しくおしえろやぁああという合図です。

外観検査

レーンで並んでいるとハンマーを振り回す
怪しいおじさんがやってきます。

ボンネット開けて―と言われますが、
開けても「はぁああ?」状態です。
これは車体刻印と原動機型番を見ようとしてますから
車体刻印はここですと言って見せましょう。

2019~2021年車位まではBピラーカバー内部

2022年車位から運転席シートの絨毯めくったとこ
(写真提供SnowTesla様 Thx!)

原動機型番の刻印は「モーターなので車の下に潜らないと見れない」
と伝えてあげれば最後の下回り点検時に見てくれます。

そのあと、ライト付けたりウインカーつけたり
ホーン鳴らされたり、バックランプ、フォグランプ関連を
チェックされます。
指示に従うだけです。

排気ガス検査

建物の中に入ると、まずは排気ガス検査です
「降りてプローブを自分でマフラーに入れて下さい!」
と言われますので、EVという事を伝えましょう。
検査官との雑談タイムに変わります。

サイドスリップ、スピードメーター検査

次は移動しながらサイドスリップ検査をして、
止まった後はスピードメーターの検査をします。
スピードメーターはローラーの上で空転させながら
40km/hを出せと言われます。
空転制御マークがディスプレイに表示されますが
無視してアクセル踏むとスピード上がっていきます。

本来は40km/hになったらパッシングするんですけど
デイライトに反応してうまく計測できません。
デイライトが消せない事を伝えて、押しボタンを貰いましょう。

ヘッドライト検査

次はヘッドライトの検査です。
これは予備検査で光軸を調整してますから
当然合格になるはず(笑

フットブレーキ・サイドブレーキ

さて今回の鬼門ブレーキ検査です。
指示に従うだけなんですが、サイドブレーキがテスラにはありません。
ニュートラルはドライブレバーを半下げで入ります。
サイドをゆっくりーと言う表示がでたらドライブレバーの先にある
Pボタンを長押しします。
通常はこれで通るはずですが、私はこれが不合格で何回もやらされ
他にやり方が無いのでずーっと繰り返してましたが
レーンを4番に変えたら一発で通りました。
3番レーンはテスラのサイドブレーキが嫌い見たいです(笑

下回り検査

最後は検査官が下に潜り、漏れやガタつきをみます。
この時車をめっちゃ揺らされます震度5強レベルです(笑

なおこの時にモーターの刻印を必死に探されますが
たぶん分かりませんww

刻印の位置はフロントだとこの位置から覗いたここ。
(ドライブシャフト付け根の上)

リアはここら辺から覗くと見えます
(ドライブシャフト付け根の左側)

下回り検査ではブーツ等に亀裂が有ると検査が通らないので
自分で法定点検をする人はそこらへんに注意が必要です。

総合判定

全ての検査が終わったら
総合判定室(検査場工場内)という所に書類を持っていき
合否判定を貰います。
問題があって受からなかった場合はそれを是正して
再度検査となりますが、1回の申請で受けれる回数は
3回までです。

車検証及びステッカー交付

判定室に合格を貰ったら書類一式を窓口に持っていくと
暫く待たされて、新しい車検証とステッカーをもらえます。
今回は一発合格、費用は自賠責+印紙・証紙+予備検査で
26,000円位でした。(重量税は免税)
めっちゃやすww

車検時の車の仕様

さてここからはゴチャゴチャ弄ってるマイカーを
何処までノーマルに戻して車検に挑んだのかという話ですが
・テールランプ(アニメーション&黒すぎ)戻した

・ディライトに貼ってあったヴェノムシールも剥がしたw

後はワイトレ外して、車高(9cm)がちょっと不安だったのでフロントの
車高調のみ1cm上げて行きました。

フロントやリアに付けてるスポイラー、
ヨークハンドル
ナンバープレートステーはそのまま

これらは何も言われずに検査を終えました。