TESLA MODEL 3の12Vバッテリーをモニターしてみた。
TESLAはメインバッテリーの他に普通の車にも積んでいる
12Vバッテリーも搭載されています。
そしてこのバッテリーがお亡くなりになると、メインのバッテリーが充電されていても、
車が起動出来なくなるようです。
普段はメインのバッテリーしか気にしてなかったので
これはちょっと怖いと思い、予備のバッテリーを手配しようとしましたが、
原状のバッテリーがいつまで持つかもわからないし、
新しいの買っても積まないで放置だと放電して使えなくなる?
色々考え、まずは現状のバッテリーのモニタリングを始めようという結果にw
モニターリングするアイテム
とりあえず電圧変化がどうなっているのかロギングしたくて
私が選んだのはこれです。
一ヶ月間位の電圧情報を記憶してくれて、Bluetooth接続された時に
スマホに情報をはきだしてくれます。
TESLA MODEL 3に搭載されている12Vバッテリー
全ての年式で同じかどうかは分かりませんが、
私の車に搭載されていたバッテリーはATLASBXの85B24LSという型番でした。
これは調べても市販品では無いらしく、ロシアの一部のサイトで売っているのを見つけた位でした。
調べるとこれはAGMバッテリーという液体の代わりにゲル状の電解物質が入っている
ドライバッテリーと呼ばれる物でした。
AGMバッテリーの特性
色々な情報を見た結果分かってきたことは、
・メンテナンスは不要
・1年に一回くらい満充電にすると長持ち
・過放電、過充電は寿命を著しく縮める
・30%の使用で充電を繰り返すと1500サイクルくらい持つ
・高い温度で寿命が短くなる(40℃以上はやばい)
・自己放電損失が非常に低い(0.1%/日)
・20℃以下なら1年位無充電でも保存できる
・最大充電電圧は14.4~14.7(文献によるばらつき)
・11.5V以下だとやばい
・正常値は12.84V
これらを纏めると、毎日運転して待機時に30%以上減らさない、
14.7V以上の充電電圧をかけなければ、4年位持つ計算になりますね。
モニターの結果
モニターを何日か続けていくつか分ったことがあります。
起動時は14.7Vくらいの電圧でチャージが始まる。
16:00にスリープからM3を起こした後に1時間半位の間14.7Vの電圧が掛かっています
そして19:00ころ帰宅、そのまま放置でスリープ、22:15分に充電が始まります。
14.7Vの電圧がかかっている時間は毎回ばらつきがあり、この時間の長さは
解析出来ていません。
通常は13.4Vくらいの電圧をかけている。
何時間かの高電圧充電の後はスリープするまで13.4V近辺の電圧が掛かっています。
これが充電になるのか、放電防止なのかは分からず。
スリープ後は電圧をかけていない
0:00に充電が終わり、スリープしてから徐々に電圧が下がりますが
12.5Vくらいで止まります。
この数字が11.5Vくらいまで行くようならやばいって事でしょうか?
これらの数値と、先ほどの特性の内容を相関すると
14.7V以上かけずに満充電を感知すると電圧を下げるという
理想的な充電をしているのかもしれません(想像ですw
私の車は既に1年以上経ってますので、12.8ではなく
12.5V付近で落ち着くのかな?
突然死の原因
SNSを見ていると納車間もなく12Vバッテリーエラーで走れなくなり、
サービスに見てもらうとオートフランクを付けているせいだとか
どうも腑に落ちない返答をされている人が居るようですが、
こういったログを取っていると原因の一端が見えるのかもしれません。
まぁこのロガーも電力消費してるんでしょうから、
これを付けてるせいだと言われるかもしれませんけどね(笑
イコライジング充電
1年に一回くらい満充電にすると長持するという情報ですが、
それをする為には充電器が要るわけで、しかし普通の充電器だと
平気で16Vくらいかける物もあるらしく、AGMモードと満充電出来る
機器探す必要があるわけですが、あまり高い機械ですとバッテリー買った方が
安いって話にもなりますしw
これなんか理想なんでしょうけど、バッテリーより高い気がw
私はこれを買って試して見ようと思ってます。
長持ちすると良いですけどね。
大事な事言い忘れてた
このロガー、AndoroidアプリとiOSアプリが選択できるのですが
Androidアプリの方はウイルスチェックに引っかかりましたww
なので気休めかもしれませんがiOSアプリを使ってます。
いつも同じですが、自己責任でって事です(*´ω`*)
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